花粉症とは?
花粉が原因の季節性アレルギー症状
花粉症とは花粉(スギやヒノキ、ブタクサなど)が原因となった、季節性アレルギー症状のことです。一般的には「鼻水、鼻詰まり、突然のくしゃみ、目のかゆみ、目の充血、涙目」などの症状があります。
花粉症対策で一番大切なこと
「初期治療」が何よりも大切
一度花粉症になると、自然治癒することは大変難しいです。そのため、多くの人が花粉症に悩まされているのが現状です。花粉症対策で一番大切なことは何と言っても「初期治療」です。これが何より大切です。花粉症の症状が現れる前、またはひどくならない内に、治療や対策をすることで、少しでも花粉症の症状を和らげることができます。
初期治療の利点
1
シーズン中の
症状が軽くなります。2
症状の出現が
通常時より遅くなります。3
内服薬や点鼻薬、
点眼薬などの薬の使用回数が
少なくてすみます。
当院での治療方法
① アレルギー検査
20分で8つのアレルゲンを
調べられる
アレルゲンを除去・回避するには、原因となるアレルゲンが何かを知ることが重要です。それには自己診断でなく、アレルギー検査により適切な診断を受けることが必要です。当院では「20分で分かるアレルギー検査キット」を導入し、患者様の体と時間に負担の少ない検査を行っております。一般的なアレルギー検査は病院で採血した血液を、その後検査機関で調べるため、注射器による採血が必要となります。また検査での来院のほかに、後日結果を聞くために再来院が必要になります。
当院のアレルギー検査は指先からの採血のみで、20分で8つのアレルゲンを調べることができます。痛みが少ないので子供、注射が苦手の人におすすめです。
当院のアレルギー検査の特徴
ハウスダスト系
ヤケヒョウヒダニ、ネコ皮屑、イヌ皮屑
花粉系
スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、シラカンバ
- ● 指先からの採血で、8項目のアレルギー検査が可能です。
- ● 検査結果が出るまで約20分です。
- ● 痛みが少ない検査です。
- ● 健康保険が適用される検査です。
- ● お子さんも検査できます。
このような方は、
この検査がおすすめです。
- 今日、検査結果を知りたい方
- 忙しくて再来院が難しい方
- 注射が苦手な方
- お子さん(就学前のお子さんから学生の方まで)
- 今まで一度もアレルギー検査を受けたことがない方
- 自分が何のアレルギーであるか知りたい方
当院で使用している検査キット
イムノキャップ ラピッド アレルゲン8
(サーモフィッシャー社製)
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② 目薬(点眼薬)
予防的使用でアレルギー症状を軽減
花粉症の症状を軽減するためのお薬として、目薬は大変有名です。しかし花粉症の症状が現れる前、またはひどくならない内に目薬を使用する方は、まだ少ないように思えます。花粉が飛び始める前から、予防的に目薬(抗アレルギー剤:アレルギー反応を起こしにくくする点眼薬)を点眼することによって、花粉シーズン中のアレルギー症状を軽減することができます。
③ 期間限定でワンデーコンタクトレンズを使用
シーズン中だけの使用もおすすめ
コンタクトレンズはレンズに花粉などのアレルゲンが付着しやすくなり、花粉症などを引き起こす危険性が高くなります。コンタクトレンズ専用の洗浄液でも中々落とすことができません。花粉の付着したコンタクトレンズを再度装着することを避けるため、花粉症の時期だけでもワンデーコンタクトレンズの使用をお勧めします。点眼薬を頻繁に使用することにより、徐々にコンタクトレンズの性質が変わり、使用感が悪くなる恐れもあります。
当院では花粉症の時期にお勧めのコンタクトレンズもご用意しております。表面コーティングで花粉がレンズにつきにくいのが特徴です。また新素材で目に優しく潤いが続くため、花粉症で敏感になった目を少しでも労ることができます。
当院でお勧めしているコンタクトレンズ
デイリーズ トータル ワン
(アルコン社製)
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お家でできる花粉症対策
1
洗濯物を
外に干さない。2
飛散量が多く
風の強い日には、
窓をあけない。3
空気清浄器を利用する
など、室内の花粉を
除去する。4
体内への花粉の侵入を防ぐため、手洗いうがいを行う。
また、外出時には花粉をブロックするメガネや帽子、マスクの着用を心がける。